2023年4月1日土曜日

仮説

赤ちゃんが泣いているとみんな「可愛い!」と言う。
奇声を上げ続けると、寝不足の親はうんざりして「もう、いいかげんにしてよ」と言う。

赤ちゃんは話せないので、大人は勝手に解釈するしかない。

ある朝、うちの子に「おはよう」と声をかけたら、何も反応がなくて、虚空を見つめて放心状態になっていたことがあった。

散々泣き、叫び、うなり続けた夜が明けた朝だった。

その時にある考えが浮かぶ。

ひょっとしたら、この子は人生の大きな苦悩の中にいるんじゃないだろうか。

世界という混沌と対峙し、苦悩し、疲弊しきっているんじゃないか。

不安や恐怖を感じても誰かに分かってもらうことはできず、その感情が何なのかを理解することもできずに、孤独の中で絶望しているんじゃないか。

もしそうだとしたら…

赤ちゃんには優しくしないといけない。