善悪は分からない。
正義はない、正義はないって当たり前の話だ。無宗教なんだから。
それでもなにか指針が欲しくて、生きる大義が欲しくて、湧き上がる感情や降ってくる喜びに期待しながら日々を過ごす。
どうしてもこれは正しいんじゃないかって思うことはトラウマと繋がっていたりする。譲れないものが絡むと周りが見えなくなって独裁的にもなる。それで、後から振り返って考えるとああ、ただのセンチメンタルだったな、となる。
愛に形はないので、普段求めていてもほとんどぼんやりとしていて、見えなくなっている。時々「これが愛だ」って瞬間が訪れたとき、僕の場合はやっぱり音楽が流れることが多い。そんな時はいい作品作らなきゃ、と決意する。