昨日はすごく楽しいことがあって
いい感じに酔っぱらい始めた頃に
ある人についての話を聞いた。
そしてその人のイメージが変わった。
噂や肩書きやその人が過去にやったことで偏見を持ってしまうことがあるけれど、なるべく人に対してフラットにいなきゃな、と思った。
昨日はすごく楽しいことがあって
いい感じに酔っぱらい始めた頃に
ある人についての話を聞いた。
そしてその人のイメージが変わった。
噂や肩書きやその人が過去にやったことで偏見を持ってしまうことがあるけれど、なるべく人に対してフラットにいなきゃな、と思った。
僕は事務所を離れたけれど、それはその時に自分の未来を考えて、たまたまそうなったんだ。何も不満なんてなかった。
たくさんの愛情を注いでもらった。
心よく送り出してくれた。感謝の気持ちでいっぱいなんだ。
今でも同じ音楽の世界にいる友達というか、心は一緒にいるつもりだ。
あの頃は自分の中にあった葛藤を人のせいにばかりしていた。
「ああ、あの時すごく迷惑かけたな」と思い出す。とても楽しかったことも。
事務所の人だけじゃなく、色んな人たちに。
懐かしい人に会って、ずっと聴いてるよと言われると嬉しい。
飲み屋でも喫茶店でも誰かが熱っぽく話しているのを聞くと参加したくなる。
芸術や政治の話、宗教の話や日常のささいな出来事…話題はなんでもよくて、楽しそうに真剣に話してる人に惹かれる。
「やあやあどうも」と言いながら入っていきたくなる。
酔ってたりすると実際に入っていくこともあるけれど、後悔することも多い。
いい思い出になって実りがあるときもあるけど、やっぱり大抵怖い。
「なんだこの人…」となって冷や汗…となる想像をすると、とてもとても。
恐れを感じながら、やみくもに突っ込んでいくと失敗する。こちらの隠した恐怖は相手にも伝わる。
うまくいくイメージだけを描いているときは、実際にうまくいくし、そもそも見極められてるんだ。
こんなことを考えながら結局一人で話を聞いている。
ドラゴンボールのアニメにハマってしまった。
小さい頃わくわくしながら観ていたんだけど、色んなこと考えながら改めて観るドラゴンボールはこの上ない幸せ。
ようやく7つ集めたドラゴンボールを見つめながら喜んでいるフリーザに、ギニューが唐突に
「よろしければ、喜びのダンスを踊りましょうか」
と言ってダンスを踊りだす。
フリーザ 「そ、それはまたの機会に…」
ギニュー「え?そうですか…」
友達が、「ギニュー特戦隊はドラゴンボールのハイライトだよ」って言ってたけどなるほど。
鳥山さんや声優さん、音響さんの気持ちを考えながら観たりして。
時間を忘れて夢中になってしまう。
「音楽と髪」という雑誌で美容師のせいちゃんと対談をやった。
こだわりがあるとは言えない自分が美容文芸誌に出てくるのはどうなんだ、とちょっと思ったけど、出てみた。
せいちゃんとは西荻窪で出会った。
面白い出会い方だったんだけど、なんだか自然なことのように思えたのはせいちゃんの人柄なんだと思う。
彼女は力強いけど繊細な人で、何も考えてないようで実は色んなことを考えてる。
なかなか普段は話さないようなことも話せた。
当たり前のようにいてくれる人だけど、ちゃんと自分の気持ちを伝えられてよかった。
美容師さんもミュージシャンも喫茶店のご主人にも、当たり前だけどそれぞれに日常と理想がある。
そういえば「コンビニ人間」って小説が面白かった。コンビニで働いてたときのことを思い出した。
あの頃は「時間よ、過ぎ去れ」とただ思ってた。
だけど、「ここが自分の場所だ」って信じられたら、どこにいても何をしててもいいんだ。