小さい頃に両親につれられて反原発の集会コンサートに行ったことがある。
好きだったミュージシャンの影響もあって、原発政策がどれくらい強引に反対派を押し切って進められてきたのかをきいて怒りを覚えていた。
僕が反原発に傾いたのは、ただ家庭環境がそうだった、というだけのことで
何もなければ考えもしないようなことだったと思う。
だけれど現実に事故が起こって処理に困ってる、と聞いても何をいまさらって思ってしまう。知らないよって。
この国みんなの問題だから、と言われたらその通りで、自分は薄情者だと思うこともある。
だけど、
あなたたちは無知なんだ
と馬鹿にされたことは忘れられない。
同じような気持ちでいる人はたくさんいるんじゃないかな。
今日、人間には限界がある、という話をしてこのことを思い出した。
人間は不完全なんだって話。