2017年1月9日月曜日

ASKAさん

びっくりしました。

メッセージをありがとうございます。


幼い頃、物心がつく前の、ぼんやりとした景色の中で"SAY YES"を聴きました。


童謡の"チューリップ"や、"シャボン玉"なんかと同じ時期に、それはざわざわとやってきました。


それから、色んな曲を覚えて、歌って。


姉と一緒に、彼女のピアノでよくハモって歌っていたのが"PRIDE"でした。


他のどんな歌よりも綺麗にハモることができたので、二人の十八番になりました。


いつも最後は"PRIDE"を歌えば幸せだった。


小学生二人があの曲を、ウキウキしながらハモっているのを、今考えるとちょっとおかしいんですけど(笑)


姉は24才でこの世を去ってしまいましたが、あんなに幸せな思い出を、僕らに残してくれたこと、本当に感謝しています。


そして今も変わらず、あなたの音楽にたくさんの喜びをもらっています。


音楽にとって、どんな場所が理想なのか、よく考えます。


そこは、ASKAさんの言うように素直で、疑いがなく、穏やかな場所。

誰も傷つかないのに、エネルギッシュで自由な場所。

そんな場所なんじゃないか、と。


考えるほど難しいけれど、ひとつひとつ出会える輝きを描いていくことで、理想をたぐりよせていけたら、と今は思っています。


いつも悩みながら、酔っ払いながらですが。


ASKAさんの感じたことを、音楽を、あなたを待っている多くの人たちと同じように待っています。


あなたは僕の特別な人です。


いつかお会いできる日を、楽しみにしています。