2015年2月14日土曜日

17歳の地図

尾崎豊の17歳の地図を聴く。

所沢にいた頃、尾崎の墓が近いというので、命日に墓参りに行ったことがある。

そこには、昔は悪かった風の兄ちゃんたちが集まって酒を飲んでた。
ギターもあったので、一緒に飲んで尾崎の曲を歌って騒いだ。

帰り際に一人がガラガラの声で
「よし、みんな明日から仕事、学業、それぞれがんばって」
と言うと
「おうよ」
と皆、バイクにまたがって散り散りに去っていった。

そんな時代だったんだな、と思った。

尾崎豊はとてもシャイな人だったときく。
彼は彼の音楽を残そうとした。
でもそれが難しい状況があったんだろう。いろんなものに期待しすぎて、背負いすぎたんだ。

音楽を聞けば、彼が見ていた時代や景色を感じられる。
それはそれは眩しくて美しい。