この目の前に という歌で
子供の頃に宇宙の果てはどうなっているの?だとか人は死んだらどこへ行くの?とか
無邪気にたずねて困らせていたよ
という歌詞があるんだけど、
宇宙の果てや時間の果てに魅せられて、それを追いかける気持ちは、今でもずっと変わらないんだ。
だから、哲学、芸術、科学、宗教から日常の生活の中の色々に向き合う時にまで、その理由の分からない、知らないものを知りたい、という想いがずっとある。
ここに存在する、とは何なのか
存在しない、とは何なのか
歌うことは喜びだし、音楽は素晴らしいし、おいしいものはおいしいけれど、
どこか宇宙の果てへの興味を自分の中の生きる指針として、ずっとこれまでやってきたんだと思う。
右へ行くのか左へ行くのか、受け取るのか拒否するのか、保つのか捨てるのか、選択を迫られたときにはどちらが自分の抱えている疑問の答えに近づけるのか、というところで自分の道を決めてきた。
その夢を叶えるために良いと思える目標を決めて、そのために努力して、うまくいかなくて落ち込んだり、ふてくされたり、突然飛び込んできた欲望にまかせてつっこんだり
あ、これは遠回りだな、と思ったら引き返してみたり。
引き返してる途中でまた戻ってみて、また引き返したり、わざと無意味な動きをしてみたり…
耐えられないような悲しみに出会うときも
すべてが満たされたような幸せの中にいるときも、ずっとその夢に手を伸ばしていた気がする。
こんな風に生きてるのは普通じゃないんじゃないか、と不安になったり
普通じゃない方がいいんじゃないか
と思ったり
そんな感じで生きてきての今で、自分はこのやり方以外を知らないんだってことが、昨日ふと分かったから、
自分のための記録として、また、自分はこんな人なんですってことをみんなに伝えたいと思ったから書きました。